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ブロック・レスナー

プロレスからUFCへ華麗な転身を遂げたヘビー級ファイター

レスリング出身のブロック・レスナーは、ヘビー級離れした驚異のスピードとフットワーク、強靭なフィジカルを武器にプロレス界から総合格闘技界へ最も華麗な転身を遂げたUFCファイターです。

ブロック・レスナーは2002年に世界最大のプロレス団体、WWEで当時の最年少ヘビー級チャンピオン記録を樹立。プロレス界でスーパースターの地位を確立し、その後、総合格闘技界のメジャーリーグ、UFCでもヘビー級チャンピオンとなった唯一の存在なんです。

管理人はアメリカに住んでいた頃、毎週テレビでWWEを観戦し、帰国後も10回以上アメリカへ行ってWWEを観戦するほどの熱烈なプロレスファンで、プロレスラー時代のブロック・レスナーの人気や実績についても比較的詳しいほうだと思います。

そんな管理人でさえ、「さすがに総合格闘技は無理でしょ」とブロック・レスナーがUFCに参戦を表明したときは思っていました。

かつてPRIDEのリングでプロレス出身の総合格闘家や現役のプロレスラーがミルコ・クロコップやヴァンダレイ・シウバに負け続ける姿を目にし、総合格闘技とプロレスは「ドキュメンタリー番組とお笑い番組くらい違う」ということを知っているからです。

UFC挑戦を決意したブロック・レスナーは約2年間、総合格闘技の練習を重ね、UFC81でオクタゴンに初参戦。UFCデビュー戦で元UFCヘビー級チャンピオンのフランク・ミアと対戦しますが、結果は一本負けを喫してしまい、UFC黒星をスタートとなります。

残念な結果に終わってしまいましたが、「パワーとスピードはさすがだよ。グラウンドの上手いミアじゃなかったら、勝ってたかもしれないな」と期待を持たせてくれたデビュー戦。ここまでブロック・レスナーが戦えると想像してなかった管理人にとって大きな喜びでした。

UFC初勝利を目指すブロック・レスナーはUFC 87でヒース・ヒーリングと対戦。パワーとスピードを生かしたレスリング技術でヒース・ヒーリングを圧倒し、3ラウンド判定勝ちでUFC初勝利を飾ります。

そして迎えたUFC 91で、ブロック・レスナーは15か月ぶりにオクタゴン復帰を果たしたUFCヘビー級チャンピオンのランディ・クートゥアと激突。2ラウンドに強烈な右ストレートでランディ・クートゥアからダウンを奪ったブロック・レスナーは、一気にパウンドで勝負を決め、悲願のUFCヘビー級タイトル奪取に成功します。総合格闘技4戦目、UFC参戦から3戦目の快挙でした。

WWEとUFCで頂点をつかんだブロック・レスナーは、UFC100でUFCデビュー戦で敗北を喫したUFC暫定ヘビー級チャンピオンのフランク・ミアと激突。結果は、序盤からフランク・ミアを圧倒したブロック・レスナーが2ラウンドKO勝ちを収め、タイトル統一とリベンジに成功します。

その後、腸の重い病気にかかり、長期離脱を余儀なくされましたが、UFC116 で復帰を果たし、UFC暫定ヘビー級チャンピオンのシェイン・カーウィンと激突。あわやKO負けのピンチを乗り切ったブロック・レスナーは2ラウンド奇跡の大逆転勝ちでタイトル統一に成功し、世界中のUFCファンに驚異的なタフネスぶりをみせつけます。

フランク・ミア、シェイン・カーウィンの実力者を連破して迎えたUFC121。ブロック・レスナーの前にMMA全勝の最強挑戦者、ケイン・ベラスケスが立ちはだかります。驚異のタフネスを誇るブロック・レスナーですが、ケイン・ベラスケスの連打に耐え切ることができず、1ラウンドTKO負けで王座陥落。顔の形が変わるほどのダメージを負った完敗でした。

王座を失ったブロック・レスナーはUFC登竜門番組「The Ultimate Fighter」(通称TUF)のシーズン13でコーチを務めながら復帰を目指しますが、再び腸の病気を患い、大腸を30センチもカットする大手術を受けます。「オクタゴン復帰は難しい」と言われるほどのコンディションでしたが、不屈の闘志で病気と戦い、UFC141で1年2か月ぶりに復活を果たします。

復帰戦の相手は「最後の超大物」としてUFCに初登場したアリスター・オーフレイム。真っ向勝負を挑んだブロック・レスナーですが、結果はアリスター・オーフレイムの蹴り技に屈して1ラウンドTKO負け。全盛期のスピートと体のキレを失ったブロック・レスナーがアリスター・オーフレイムに完膚なきまでに打ち負かされた内容でした。

復帰戦で完敗を喫したブロック・レスナーは、アリスター・オーフレイム戦の直後にオクタゴンの中で行われたインタビューで、MMA引退を表明。プロレスとUFCで頂点をつかんだ唯一のファイターがオクタゴンに別れを告げた瞬間でした。

オクタゴンの中でMMAに別れを告げ、オクタゴンの中で引退を表明した姿勢こそ、ブロック・レスナーの男気であり、UFCに対する情熱を顕著に表していると思います。「不器用だけど、一生懸命」。ブロック・レスナーの試合が教えてくれた大切な言葉です。

卓越したレスリング技術とヘビー級離れしたスピードを武器にUFC参戦からわずか3戦目で頂点に駆け上がったブロック・レスナー。荒削りな部分が多く、「危なっかしい戦い」が目立ちましたが、パワー、スピード、タフネスを兼ね備えた極上のヘビー級ファイターでした。最後の最後にもう一度オクタゴンに戻って来てくれてありがとう!

ブロック・レスナーのプロフィール

本名 ブロック・エドワード・レスナー
出身地 アメリカ
誕生日 1977年7月12日
戦績 8戦5勝3敗
獲得タイトル
  • UFCヘビー級タイトル
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次回のナンバー大会はUFC194

UFC194の対戦予定カードとテレビ放送日時

UFC194は因縁の王座統一戦!UFCフェザー級チャンピオンのジョゼ・アルドと暫定チャンピオンのコナー・マクレガーがついにオクタゴンで激突します。

さらに、クリス・ワイドマン対ルーク・ロックホールドのUFCミドル級タイトルマッチも開催。2015年のラストを飾るナンバー大会は超豪華ダブルタイトルマッチです!

テレビ放送日時 12月13日(日)正午からWOWOWでライブ中継
対戦予定カード
  • ジョゼ・アルド vs コナー・マクレガー
  • クリス・ワイドマン vs ルーク・ロックホールド
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