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ケイン・ベラスケス

パワフルな連打と強靭なフィジカルを兼ね備えた驚異のヘビー級ファイター

ケイン・ベラスケスは相手を防戦一方に追い込むパワフルな連打とヘビー級離れしたスピード、そして無尽蔵なスタミナを持つヘビー級ファイターです。簡単に言うと、「強くて速いタフなファイター」ですね。

言葉にすると、あっさりしていますが、実際、ケイン・ベラスケスのようにすべてを兼ね備えたヘビー級ファイターはUFCだけでなく、総合格闘技全体を見渡しても数えるほどしかいないと思います。

ケイン・ベラスケスの戦い方はとてもシンプルです。真正面から勝負して相手を失神させるか、ギブアップさせるまで攻撃を止めません。持ち味のスピード(瞬発力)で相手との距離を一瞬で詰め、重いパンチを的確に急所に叩き込みます。

しかも、その強打を連打することができるスタミナも兼ね備えているんです。打ち出したら止まらない連打と一撃で相手を失神させる強打はボクシングのマイク・タイソンに通じるものがあると思います。

また、学生時代はオールアメリカンに2度輝くなど、レスリング技術も高く、特に腰の重さは驚異的です。相手はケイン・ベラスケスからテイクダウンを奪うことができないので、スタンディングで勝負するしかありません。

その結果、ケイン・ベラスケスの強打を浴びてオクタゴンに沈んでしまうか、タックルからテイクダウンを奪われ、パウンドやヒジ打ちを連打されて防戦一方になってしまいます。その戦いぶりは、まさに「鬼神」です。

ケイン・ベラスケスを初めて観戦した試合はUFC99のシェイク・コンゴ対ケイン・ベラスケスでした。当時、シェイク・コンゴはヘビー級タイトル挑戦権を争うトップファイター。「コンゴが勝つんだろうなあ」と思っていました。ところが、結果はケイン・ベラスケスがシェイク・コンゴを圧倒したのです。

存在感を世界に知らしめたケイン・ベラスケスはUFC110で日本の総合格闘技ファンにも馴染み深い「総合格闘技界の伝説」アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと激突します。

試合開始から2分20秒後、オクタゴンで意識をなくしたファイターはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラでした。ケイン・ベラスケスの爆発的な連打が「総合格闘技界の伝説」をオクタゴンに沈めたのです。

この勝利で初のUFCヘビー級タイトル挑戦権を獲得したケイン・ベラスケス。UFC121でヘビー級チャンピオンに君臨するブロック・レスナーと激突します。

パワー対パワーの凄まじい交錯。試合後に「最強」の称号を得たファイターはケイン・ベラスケスでした。若きUFCファイターがブロック・レスナーを破壊し、9戦全勝でUFCの頂点に君臨したのです。

ケイン・ベラスケスは「速くて強いファイター」のブロック・レスナーと「うまくて強いファイター」のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを連破し、UFCヘビー級チャンピオンベルトを手に入れました。

管理人はケイン・ベラスケスがブロック・レスナーとアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの2人を完膚なきまでに破壊し、頂点に君臨したことに大きな価値があると思います。

正直なところ、ケイン・ベラスケスがどれだけ強くなるのか想像できませんでした。9戦全勝でUFCタイトルを獲得したケイン・ベラスケスは潜在能力の何パーセントを発揮しているのでしょうか?100パーセント?それとも50パーセント?もしケイン・ベラスケスがすべての力を解放したら、どれほどの強さを発揮するのでしょうか?

2011年11月12日、管理人の疑問を解決する試合がUFCの記念すべき大会で行われました。大会の名前は「UFC on FOX」。ケイン・ベラスケスは、アメリカ四大ネットワークのFOXで放送されるUFC初のイベントで、UFCヘビー級チャンピオンとして、メインイベンターを務めることになったのです。

初防衛戦の挑戦者はジュニオール・ドス・サントス。管理人が最も観戦したかったドリームカードが実現したのです。「絶対にKO決着だよ。先に打撃をもらったほうがバタン!って倒れるんだろうな」と考えるだけで楽しみな試合でした。

結果はケイン・ベラスケスにとって最悪のシナリオになりました。ジュニオール・ドス・サントスの強打を浴びたケイン・ベラスケスはわずか63秒でオクタゴンに沈んだのです。「鬼神」のような強さを誇ったケイン・ベラスケスがMMA初黒星を喫し、UFC王座から陥落した瞬間でした。

完膚なきまでに叩き潰され、屈辱の敗北感を味わったケイン・ベラスケスはUFC146でオクタゴンに復帰。再起戦の相手は皇帝ヒョードルを撃破した経験を持つ巨漢のアントニオ・シウバです。結果は、ケイン・ベラスケスがアントニオ・シウバを圧倒する1ラウンドTKO勝ち。復活を告げる完璧な勝利でした。

再起戦で勝利を手にしたケイン・ベラスケスに大きなチャンスがめぐってきます。2012年最後の大会となるUFC155でジュニオール・ドス・サントスに挑戦することが決まったのです。失ったタイトルを取り戻す絶好のチャンスです。

MMA初黒星を喫した因縁のファイターと再戦で激突したケイン・ベラスケス。結果は、ケイン・ベラスケスが1ラウンドから5ラウンドまでジュニオール・ドス・サントスを圧倒する快勝でした。リベンジを果たし、再びヘビー級チャンピオンに君臨した瞬間でした。

タイトル奪還に成功したケイン・ベラスケスは初防衛戦でアントニオ・シウバと再戦。結果は、ケイン・ベラスケスの1ラウンドKO勝ち。リベンジに燃えるアントニオ・シウバを右ストレートのカウンターで粉砕し、完璧な初防衛に成功したリマッチでした。

圧巻の強さをアピールしたケイン・ベラスケスは2013年11月に開催されたUFC166でジュニオール・ドス・サントスと激突。結果は、1勝1敗の因縁のライバルに5ラウンドTKO勝ちで2度目の防衛に成功。世界中のUFCファンが注目するラバーマッチで因縁の対決に終止符を打ちました。

ライバルを圧倒したケイン・ベラスケスですが、ケガの影響で長期離脱。2014年は一度もオクタゴンへ上がることなく迎えた2015年6月、メキシコで開催されたUFC188で暫定チャンピオンのファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦します。結果は、3ラウンド無念の一本負け。念願のメキシコ大会で、タイトルを失ってしまった悔しい敗北でした。

爆発的な攻撃で目の前に立ちふさがる猛者を打ち倒してきたケイン・ベラスケス。逆境に打ち勝ち、再びUFCヘビー級の頂点へ返り咲くことができるでしょうか?ケイン・ベラスケスの逆襲に注目しましょう!

ケイン・ベラスケスのプロフィール

出身地 アメリカ
誕生日 1982年7月28日
獲得タイトル
  • UFCヘビー級タイトル
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次回のナンバー大会はUFC194

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さらに、クリス・ワイドマン対ルーク・ロックホールドのUFCミドル級タイトルマッチも開催。2015年のラストを飾るナンバー大会は超豪華ダブルタイトルマッチです!

テレビ放送日時 12月13日(日)正午からWOWOWでライブ中継
対戦予定カード
  • ジョゼ・アルド vs コナー・マクレガー
  • クリス・ワイドマン vs ルーク・ロックホールド
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