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リッチ・フランクリン

高校教師からUFCチャンピオンへ駆け上がった人気ファイター

アメリカ出身のリッチ・フランクリンは、サウスポーから繰り出す的確な連打と冷静な試合運びを兼ね備え、UFCミドル級の頂点を極めた人気ファイターです。パンチを当てる技術はUFCでトップレベルの実力を持っていると思います。

右ジャブとキックで距離を確認しながら、飛び込んで左ストレートと右フックの返しでKOを狙うファイティングスタイルが、リッチ・フランクリンの代名詞です。パワーで倒すタイプではなく、タイミングで倒すタイプのファイターですね。

UFCに参戦する前のリッチ・フランクリンは、数学の高校教師として働きながら総合格闘技の練習に取り組んでいました。総合格闘技のデビュー戦からひとつの無効試合を挟んで、11連勝を記録。その実績が評価され、UFC42でオクタゴンに初参戦を果たします。

UFCデビューを飾ったリッチ・フランクリンはエバン・タナーに1ラウンドTKO勝ちを収め、世界中のUFCファンに実力を証明。2003年の大晦日、日本でリョート・マチダに初の黒星を喫してしまいますが、その後はUFCを舞台に連勝を飾り、UFC53で初のタイトル挑戦のチェンスを手にします。

オクタゴンで激突するチャンピオンは、UFCミドル級タイトルを保持するエバン・タナー。悲願のタイトル奪取に燃えるリッチ・フランクリンは一度勝利を手にしているエバン・タナーに再びTKO勝ちを飾り、タイトル奪取に成功します。リッチ・フランクリンが高校教師からUFCチャンピオンに駆け上がった瞬間でした。

ミドル級タイトルを2度防衛し、迎えたUFC64。のちに「ミドル級の絶対王者」と呼ばれるファイターがリッチ・フランクリンに挑戦状を叩きつけます。挑戦者の名前はアンデウソン・シウバ。3度目のタイトル防衛を目指したリッチ・フランクリンですが、アンデウソン・シウバのヒザ蹴りに沈み、無念の1ラウンドTKO負けを喫した試合でした。

再起をかけるリッチ・フランクリンは、UFC68で復帰を果たし、ジェイソン・マクドナルドに2ラウンド終了TKO勝ち。UFC72では、アンデウソン・シウバへの挑戦権をかけて、日本の岡見勇信選手と激突。3ラウンド判定勝ちでタイトル挑戦権を手にします。

タイトル奪取とリベンジに執念を燃やすリッチ・フランクリンですが、UFC77で再びアンデウソン・シウバにヒザ蹴りを浴び、無念の2ラウンドTKO負け。「絶対王者」に力の差を見せつけられ、王座返り咲きを果たすことはできませんでした。

ミドル級タイトルの奪還に失敗したリッチ・フランクリンは2階級制覇を目指してライトヘビー級へ転向。UFC88でマット・ハミルと対戦し、3ラウンドTKO勝ちを飾ります。しかし、UFC93では、ダン・ヘンダーソンに僅差の3ラウンド判定負けを喫してしまいます。

UFC99の復帰戦でヴァンダレイ・シウバに3ラウンド判定勝ちを飾ったリッチ・フランクリン。しかし、UFC103ビクトー・ベウフォートに1ラウンドTKO負けを喫し、勝ち負けを繰り返す試合が続きます。「明らかに体格差があるもんな。ライトヘビー級は苦しいかも」と思ったUFCファンは管理人だけではないと思います。

しかし、ティト・オーティズに代わって出場したUFC115チャック・リデルに1ラウンド壮絶なワンパンチKO勝ちを飾り、「エース」の実力を証明。タイトルマッチ挑戦へ近づく大きな勝利を手にします。

「圧倒的な存在感を示した1勝じゃない?この勝ちは大きいよ」と思ったのですが、UFC126フォーレスト・グリフィンに3ラウンド判定負けを喫してしまいます。またしても体格差が浮き彫りになった敗戦でした。

フォーレスト・グリフィンに黒星を喫したリッチ・フランクリンはUFC147で復帰。当初、リッチ・フランクリンはUFC148でカン・リーと戦う予定でしたが、ケガのビクトー・ベウフォートの代役として、UFC147に出場し、メインイベントでヴァンダレイ・シウバと対戦することになりました。

ヴァンダレイ・シウバの母国ブラジルへ乗り込んだリッチ・フランクリンは、リーチ差を生かして、中間距離から右ジャブと左ストレートを狙う作戦で、立ち上がりからヴァンダレイ・シウバを翻弄。2ラウンドに危ない場面がありましたが、結果は5ラウンド判定勝ち。ブラジルが誇る「戦う伝説」を撃破し、3年ぶりの再戦で存在感をアピールしました。

体格差に苦しみながら2階級制覇の夢を追い求めるリッチ・フランクリン。「エース」のニックネームを誇る人気ファイターは、持ち前のテクニックを武器にライトヘビー級の頂点を極め、2階級制覇を達成することができるでしょうか?リッチ・フランクリンのクレバーな戦いぶりに今後も注目しましょう。

リッチ・フランクリンが出場した主なUFCナンバー大会

UFC147 リッチ・フランクリンvsヴァンダレイ・シウバ
UFC126 リッチ・フランクリンvsフォーレスト・グリフィン
UFC115 リッチ・フランクリンvsチャック・リデル
UFC103 リッチ・フランクリンvsビクトー・ベウフォート
UFC99 リッチ・フランクリンvsヴァンダレイ・シウバ
UFC93 リッチ・フランクリンvsダン・ヘンダーソン
UFC72 リッチ・フランクリンvs岡見勇信

リッチ・フランクリンのプロフィール

本名 リッチ・ジェイ・フランクリン
ニックネーム エース
出身地 アメリカ
誕生日 1974年10月5日
戦績 35戦28勝6敗1無効試合
獲得タイトル
  • UFCミドル級タイトル
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次回のナンバー大会はUFC194

UFC194の対戦予定カードとテレビ放送日時

UFC194は因縁の王座統一戦!UFCフェザー級チャンピオンのジョゼ・アルドと暫定チャンピオンのコナー・マクレガーがついにオクタゴンで激突します。

さらに、クリス・ワイドマン対ルーク・ロックホールドのUFCミドル級タイトルマッチも開催。2015年のラストを飾るナンバー大会は超豪華ダブルタイトルマッチです!

テレビ放送日時 12月13日(日)正午からWOWOWでライブ中継
対戦予定カード
  • ジョゼ・アルド vs コナー・マクレガー
  • クリス・ワイドマン vs ルーク・ロックホールド
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