絶対王者としてUFCミドル級チャンピオンに君臨するアンデウソン・シウバが、ライトヘビー級へ階級を上げて、元UFCライトヘビー級チャンピオンのフォーレスト・グリフィンと激突するUFCライトヘビー級ノンタイトルマッチです。
アンデウソン・シウバとフォーレスト・グリフィンの対決が決まり、「すごいカードだよ」と思わず口にしてしまった管理人。ミドル級で圧倒的な強さを誇示するアンデウソン・シウバがライトヘビー級でどれだけ通用するのか、本当に楽しみですね。UFC92でラシャード・エバンスに完敗しタイトルを失ってしまったフォーレスト・グリフィンとしてはトップ戦線生き残りをかけた大切な試合です。
試合は開始から1分間、お互いが距離の探り合いをする静かな立ち上がり。アンデウソン・シウバもフォーレスト・グリフィンも自分の戦いやすい距離を探しています。試合前は「グリフィンがガンガン出てくるかな?」と思ったのですが、アンデウソン・シウバ相手に距離の長さを感じているようです。
試合が動いたのは1分40秒。フォーレスト・グリフィンの動き、スピードに慣れてきたアンデウソン・シウバがノーガードで距離を詰め、飛び込み際に強烈な右フックをフォーレスト・グリフィンの顔面へ叩き込みます。ものすごい当て勘の良さです。
ダウンしたフォーレスト・グリフィンがすぐに立ち上がり、体勢を立て直しますが、アンデウソン・シウバが距離を測りながら追撃のチャンスを狙い、ラウンド中盤にはフォーレスト・グリフィンの左ジャブをダッキングでかわし、左ストレートを顔面に叩き込みます!
再びダウンを喫したフォーレスト・グリフィンに対して、アンデウソン・シウバが上からパウンドを打ち落とし、フォーレスト・グリフィンはかなりグロッキーな状態です。その後、アンデウソン・シウバが「立って勝負しよう」とスタンディング勝負を要求し、フォーレスト・グリフィンが立ち上がりますが、少し足元がふらついています。
「グリフィンが子ども扱いだよ。シウバ、めちゃめちゃ強い!」と思っていると、アンデウソン・シウバがフォーレスト・グリフィンの右ストレート、左ジャブをスウェーバックでかわし、フォーレスト・グリフィンの体が流れたところへカウンターの右ストレート!
このパンチがフォーレスト・グリフィンのアゴを打ち抜き、フォーレスト・グリフィンが大の字にダウンしたところで、レフェリーが試合をストップ。ミドル級の絶対王者、アンデウソン・シウバが圧倒的な強さをみせつけ、ライトヘビー級に殴り込みをかけるとともにUFC10連勝を飾りました。
相性もあると思いますが、この試合のアンデウソン・シウバは尋常じゃない強さでしたね。今後、ライトヘビー級へ階級を上げるのか、ミドル級で戦い続けるのか、どちらを選択するのか興味深いです。今回の内容を考えると、「ミドル級タイトルを保持したまま、ライトヘビー級タイトルも奪取できるかも」と思ってしまいます。UFC史上初の2階級同時制覇の快挙を実現するのはアンデウソン・シウバかもしれませんね。リョート(LYOTO)とのライトヘビー級タイトルマッチが観てみたいです!
