秋山成勲選手のUFCデビュー戦の相手を務めたアラン・ベルチャーが、柔術家のウィルソン・ゴヴェイアと激突するUFCミドル級ノンタイトルマッチです。アラン・ベルチャー、ウィルソン・ゴヴェイアのどちらにとっても、UFCトップ戦線生き残りをかけたサバイバルマッチですね。
試合は立ち上がりからバチバチの打ち合いでスタートします。アラン・ベルチャーもウィルソン・ゴヴェイアも全くグラウンドに行く気配がありませんね。それどころか、キックすら出すことなく、とにかくスタンディングのパンチにこだわっています。「絶対打ち倒してやる」という気迫を感じる立ち上がりですね。
2分すぎには、アラン・ベルチャーの右ストレートがウィルソン・ゴヴェイアのアゴを打ち抜き、ウィルソン・ゴヴェイアが一瞬ふらつきます。さらに畳みかけるアラン・ベルチャーは、右構え、左構えのスイッチを繰り返しながら、ウィルソン・ゴヴェイアを金網に追い詰めます。
「少しずつベルチャーのペースになったきたかな?」と思っていると、1ラウンド3分、アラン・ベルチャーの右アッパー2連打が、ウィルソン・ゴヴェイアのガードの真ん中を突きぬけ、ウィルソン・ゴヴェイアのアゴを直撃!
ウィルソン・ゴヴェイアが崩れ落ちたのを確認すると、アラン・ベルチャーはすかさずパンチを連打し、勝負あり。1ラウンド3分3秒、アラン・ベルチャーがウィルソン・ゴヴェイアにTKO勝ちを収め、打撃戦に快勝しました。
アラン・ベルチャーもウィルソン・ゴヴェイアもキックとサブミッションを忘れてしまったような壮絶な打撃戦でしたね。柔術家のウィルソン・ゴヴェイアは少し打撃にこだわりすぎたようです。秋山成勲選手のデビュー戦では、際どい判定で敗れたアラン・ベルチャーですが、今回は文句の付けようがない完璧な勝利です。アラン・ベルチャー、ミドル級トップ戦線に踏みとどまりましたね。

