「UFC史上最強のライト級チャンピオン」の呼び声が高いBJ・ペンが、「The Ultimate Fighter シーズン1」の優勝者、ディエゴ・サンチェズを迎えてUFCライト級タイトルマッチを行います。UFCを代表する人気ファイターの激突だけに目が離せない戦いとなりそうですね。
試合はチャンピオンのBJ・ペンが、初のタイトル挑戦となるディエゴ・サンチェズを圧倒する展開で始まります。タイトル奪取に並々ならぬ闘志を燃やすディエゴ・サンチェズは、パンチを打ち込むため距離を詰めますが、開始30秒、BJ・ペンのカウンターの右フックがディエゴ・サンチェズのアゴを直撃し、ディエゴ・サンチェズが崩れ落ちます。
一気に勝負を決めようとするBJ・ペンは、ディエゴ・サンチェズにパウンドを連打!「サンチェズの意識がときどき飛んでるよ。BJのパンチは本当に的確だなあ」と改めてBJ・ペンのボクシング技術に驚く管理人。BJ・ペンは2分すぎにも、前へ出て反撃を試みるディエゴ・サンチェズに対して、下がりながら強烈な右アッパーを打ち込むなど、序盤で試合の主導権を握ります。
ディエゴ・サンチェズがタフなので、1ラウンドを乗り切りましたが、並のUFCファイターなら、開始30秒で試合が終わってもおかしくない内容です。2ラウンドに入ると、BJ・ペンがプレッシャーを強め、的確なパンチを中心に試合を組み立て、ディエゴ・サンチェズにダメージを与えていきます。
その後もBJ・ペンが完璧に試合を支配して迎えた5ラウンド、BJ・ペンの右ハイキックがディエゴ・サンチェズの顔面をとらえ、ディエゴ・サンチェズが額から大量の出血!すぐにレフェリーがドクターを呼び、ディエゴ・サンチェズの傷をチェックした結果、ドクターは試合続行不可能と判断。5ラウンド2分37秒、BJ・ペンがディエゴ・サンチェズをTKOで下し、3度目のタイトル防衛に成功しました。
「BJ・ペン、強すぎる」としか言いようのない試合でしたね。BJ・ペンはUFC101で行われたケニー・フロリアンとのタイトルマッチでも、1ラウンドに強烈な打撃を叩き込んで、一気に試合の主導権を奪い、タイトル防衛に成功しています。今回の防衛戦は、挑戦者がケニー・フロリアンからディエゴ・サンチェズに変わりましたが、まるで、その試合の再現を観ているような気分です。
管理人の考えすぎかもしれませんが、試合前、ディエゴ・サンチェズが「BJの弱点はスタミナ不足だよ」と発言したことにカチンときたBJ・ペンが、ディエゴ・サンチェズをコテンパンに叩き潰すため、意図的に5ラウンドまでフィニッシュを遅らせた気がします。「いつでも仕留められたけど、技術もスタミナもオレのほうが上だと証明してやったよ」という感じでしょうか。
「ライト級最強の挑戦者」と認められていたケニー・フロリアン、ディエゴ・サンチェズの二枚看板が完膚なきまでに叩き潰されてしまい、「ライト級でBJに勝てるUFCファイターっていないんじゃない?」と改めて思ってしまいました。しばらくはBJ・ペンの天下が続きそうですね。強すぎるよ、BJ・ペン!

