マイク・スウィックとパウロ・チアゴの戦績
| アメリカ | マイク・スウィック MMA戦績:17戦14勝3敗 |
| ブラジル | パウロ・チアゴ MMA戦績:13戦12勝1敗 |
好戦的なファイティングスタイルで人気の長身ファイター、マイク・スウィックと、ブラジル警察の特殊部隊に所属する現役隊員のパウロ・チアゴが激突するUFCウェルター級ノンタイトルマッチです。UFCタイトル挑戦を狙う実力者同士のとても楽しみな対決ですね。
試合はマイク・スウィック、パウロ・チアゴのどちらもスタンディングの打撃を狙う予想通りの展開で始まります。試合前は「打撃になると、身長、リーチで上回るスウィックが有利かな?」と予想していたのですが、パウロ・チアゴはステップバックしながら距離を保ち、思い切り良く飛び込んでパンチやキックを打ち込んでいますね。
一方のマイク・スウィックもリーチを生かしたロングの右ストレート、左右のアッパーを打ち込み、積極的に攻撃しています。お互いがお互いの打撃を警戒する、めちゃめちゃ緊張感のある試合ですね。マイク・スウィックもパウロ・チアゴも相手を一撃で沈める打撃を持っているので、一瞬で勝負が決まるかもしれません。
「会場はブーイングが起こっているけど、めちゃめちゃいい試合じゃない?どっちが勝ってもおかしくないよ」と一進一退の攻防に拍手を送る管理人。2ラウンドもお互いがスタンディングの打撃を狙う展開で始まり、迎えた1分30秒すぎ、マイク・スウィックの右ストレートがパウロ・チアゴのガードの真ん中を突きぬけ、パウロ・チアゴのアゴを跳ね上げます。
「あ、効いた!」と思わず叫ぶ管理人。一気に畳みかけたいマイク・スウィックは距離を詰めて、左右のフックを強振します。ところが、パウロ・チアゴもマイク・スウィックのパンチに合わせて、パンチを打ち込み、左フックがマイク・スウィックのテンプルを直撃!マイク・スウィックがヒザから崩れ落ち、ダウンします。
「うわ、こっちのほうがダメージ深いよ!」と思っていると、パウロ・チアゴがダウンしたマイク・スウィックに襲いかかり、アナコンダチョークでマイク・スウィックを締め落としにかかります。必死に逃げようとするマイク・スウィックですが、最後はマイク・スウィックの意識が飛んだところでレフェリーが試合をストップ!パウロ・チアゴが2ラウンド1分54分、マイク・スウィックに一本勝ちを収めました。
パウロ・チアゴはUFC95のジョシュ・コスチェック戦に続く逆転勝ちですね。マイク・スウィックの右ストレートが決まり、「スウィック、チャンスだよ」と思った30秒後には、パウロ・チアゴがマイク・スウィックを締め落としちゃうんですから、「すんごいよ」としか言いようがないです。
試合を決めたパウロ・チアゴのアナコンダチョークは本当に見事でした。マイク・スウィックが回転して逃げられないよう、パウロ・チアゴは自分の足をマイク・スウィックの足に絡め、身動きが取れない状態にしましたね。さすがは柔術黒帯のパウロ・チアゴです。パウロ・チアゴが、ジョルジュ・サン・ピエールが持つUFCウェルター級タイトル挑戦を強烈にアピールした試合でした。

