UFCウェルター級ノンタイトルマッチ
| アメリカ | ジョシュ・コスチェック MMA戦績:20戦16勝4敗 |
| イギリス | ポール・デイリー MMA戦績:33戦23勝8敗2分 |
高いレスリング技術と力強い打撃を誇るジョシュ・コスチェックと強打と連打で相手をオクタゴンに沈めてきたポール・デイリーが激突するUFCウェルター級挑戦者決定戦です。勝ったファイターがジョルジュ・サン・ピエール(GSP)の持つUFCタイトル挑戦権を獲得する大事な試合ですね。
試合はスタンディングの打撃で勝負しようとするポール・デイリーに対して、ジョシュ・コスチェックがタックルを狙い、グラウンドで勝負する展開で始まります。ジョシュ・コスチェックは1分すぎにポール・デイリーの足をつかむと、そのままタックルを決めてテイクダウンを奪います。
上になったジョシュ・コスチェックはポール・デイリーにコツコツとパンチを叩き込み、ダメージを与えながらスタミナを奪います。レスリング出身のジョシュ・コスチェックがムエタイと空手をベースに戦うポール・デイリーの打撃を上手く封じ込めていますね。
ジョシュ・コスチェックのペースで進み、迎えた1ラウンド残り1分。ジョシュ・コスチェックのヒザがオクタゴンについている状態で、ポール・デイリーがUFCのルールで認められていない顔面へのヒザ蹴りを放ち、試合が中断します。
反則打ですが、ジョシュ・コスチェックが間一髪のところで避けたので、ダメージはなく、すぐに試合が再開されます。ジョシュ・コスチェックは大げさに反則打をアピールして心理的にポール・デイリーを揺さぶろうという作戦のようです。
2ラウンドも開始直後、ジョシュ・コスチェックがポール・デイリーにタックルを決め、そのままテイクダウンを奪ってグラウンド勝負に持ち込みます。ジョシュ・コスチェックは自分の持ち味を上手に生かして、試合をコントロールしていますね。
3ラウンドはスタンディングの打撃戦で始まり、逆転KOを狙うポール・デイリーが1分すぎにジョシュ・コスチェックの顔面にヒザ蹴りを入れますが、そのままジョシュ・コスチェックがポール・デイリーに組み付いてテイクダウンを奪います。
その後は上になったジョシュ・コスチェックがコツコツとパウンドをポール・デイリーに打ち込み、試合の主導権を握ったまま、試合終了のブザーが鳴り響きます。
結果は3人のジャッジすべてがフルマークでジョシュ・コスチェックを支持。ジョシュ・コスチェックがポール・デイリーに3ラウンド判定勝ちを収め、ジョルジュ・サン・ピエール(GSP)の持つUFCタイトル挑戦権を獲得しました。
テイクダウンを奪われ続け、全く持ち味を発揮することができなかったポール・デイリーは試合終了直後、ジョシュ・コスチェックに左フックを叩き込む暴挙に出て、UFCからリリースされることになってしまいました。
ジョシュ・コスチェックがグラウンド勝負に徹してポール・デイリーの強打を完璧に封じ込めた試合でしたね。「ジョシュ・コスチェックがポール・デイリーの打撃を恐れた」という意見もありますが、UFCは総合格闘技なので、自分の持ち味を生かして相手の長所を削る作戦も立派な戦い方だと思います。
この勝利で、ジョシュ・コスチェックはUFC124でジョルジュ・サン・ピエール(GSP)と対戦することが決定しました。ジョシュ・コスチェックがオールラウンダーのジョルジュ・サン・ピエールにどんな作戦で挑むのか、注目ですね。
ジョシュ・コスチェック対ポール・デイリーの試合結果
| 試合結果 | ジョシュ・コスチェックがポール・デイリーに3ラウンド判定勝ちでUFCウェルター級タイトル挑戦権を獲得。 【公式ジャッジの採点結果】
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