UFCミドル級タイトルマッチ
| ブラジル | アンデウソン・シウバ MMA戦績:30戦26勝4敗 |
| アメリカ | チェール・サネン MMA戦績:37戦26勝10敗1分 |
UFCミドル級の絶対王者アンデウソン・シウバがUFCタイトル初挑戦のチェール・サネンを迎えて7度目の防衛戦に挑みます。アンデウソン・シウバは自身が持つUFC連勝記録とUFC連続防衛記録を更新できるのか、注目のタイトルマッチですね。
試合は開始直後からアンデウソン・シウバとチェール・サネンが打撃を打ち込むスリリングな展開。どちらもサウスポーですが、アンデウソン・シウバはスイッチを繰り返しながらチェール・サネンに打撃を打ち込むチャンスを狙っています。
試合が動いたのは1ラウンド45秒。チェール・サネンの左ストレートがアンデウソン・シウバの顔面をとらえ、アンデウソン・シウバの腰が一瞬沈みます。一気に畳みかけたいチェール・サネンは金網を背に戦うアンデウソン・シウバの首をつかみ、クリンチアッパーを連打!
「地味に効いてるんじゃないかな?」とアンデウソン・シウバのダメージを確認していると、チェール・サネンがアンデウソン・シウバにタックルを決めてテイクダウンを奪います。ここからチェール・サネンがアンデウソン・シウバにパウンドの連打を浴びせます。
1ラウンドは終始チェール・サネンがアンデウソン・シウバを圧倒して終了。アンデウソン・シウバはチェール・サネンのクリーンヒットこそ、かわしたと思いますが、上から相当な圧力で攻撃され続けたので、スタミナの消耗と精神的なダメージは深そうですね。
2ラウンドに入ると、いきなりチェール・サネンがアンデウソン・シウバのローキックをキャッチしてタックルを決め、テイクダウンを奪います。ここから再びチェール・サネンがアンデウソン・シウバの上になり、パウンドを連打!左ストレートの打ち下ろしがアンデウソン・シウバの顔面にクリーンヒットするなど、チェール・サネンが完全に主導権を握っています。
3ラウンドもチェール・サネンがアンデウソン・シウバを圧倒する同じような展開が続き、迎えた4ラウンド開始直後。アンデウソン・シウバの右ヒジがチェール・サネンの顔面にクリーンヒットし、この試合初めてチェール・サネンがピンチに陥ります。
チェール・サネンはアンデウソン・シウバに組み付き、自らグラウンドに引き込みましたが、アンデウソン・シウバはチェール・サネンの上になり、「さあ、逆転のチャンス」とばかり、ポジションを整えます。
ところが、次の瞬間、チェール・サネンがアンデウソン・シウバの腰に組み付き、そのまま体をひっくり返してアンデウソン・シウバの上になることに成功します。そして、ここからパウンドを連打!UFCタイトル初挑戦のチェール・サネンが絶対王者のアンデウソン・シウバを圧倒していますね。
チェール・サネンが試合を支配して迎えた最終ラウンドも、チェール・サネンがアンデウソン・シウバの上になり、試合をコントロールします。「シウバは早く立ち上がらないと厳しいよ。絶対王者、危うしだね」と思い始めた残り2分。チェール・サネンのパウンドを浴び続けるアンデウソン・シウバが起死回生の逆転技を繰り出します。
上からパウンドを連打するチェール・サネンに対して、アンデウソン・シウバが下からパンチを打ち込み、一瞬のスキを突いて、アンデウソン・シウバが顔をそむけたチェール・サネンに三角締めを仕掛けます!
「あ、決まった!」と思わず叫ぶ管理人。チェール・サネンは必死に耐えようとしますが、最後はアンデウソン・シウバがチェール・サネンの左腕をつかんで腕ひしぎ三角固めを決めたところで、チェール・サネンがタップアウトしてレフェリーが試合をストップ!
チェール・サネンは「タップしてないよ」と主張していましたが、右手でアンデウソン・シウバの太ももを2度叩いていたので、ギブアップの意思表示と見られてもしょうがないですね。
大苦戦の末、アンデウソン・シウバが5ラウンド3分10秒、チェール・サネンから腕ひしぎ三角固めで一本勝ちを収め、UFC新記録となる7連続防衛、そしてUFC12連勝の新記録を樹立しました。
「奇跡の大逆転勝利」と言っても過言ではないほど、アンデウソン・シウバは追い詰められた状態からの逆転勝ちでしたね。試合後、「脇腹を痛め、ドクターに出場を辞退するよう言われていた」と告白したアンデウソン・シウバ。絶対王者アンデウソン・シウバを止めることができるファイターは現れるのか?次回の防衛戦も注目です。
アンデウソン・シウバ対チェール・サネンの試合結果
| 試合結果 | 5ラウンド3分10秒、アンデウソン・シウバが腕ひしぎ三角固めでチェール・サネンに大逆転の一本勝ち。UFC新記録となる7度目の防衛に成功しました。 |

