UFCウェルター級ノンタイトルマッチ
| アメリカ | マット・セラ MMA戦績:23戦17勝6敗 |
| アメリカ | クリス・ライトル MMA戦績:60戦39勝17敗4分 |
元UFCウェルター級チャンピオンのマット・セラが、UFC3連勝と波に乗るクリス・ライトルと激突するUFCウェルター級ノンタイトルマッチです。実は、マット・セラとクリス・ライトルは2006年に一度対戦したことがあり、そのときはマット・セラがクリス・ライトルに2-1の判定勝ちを収めています。
UFCウェルター級タイトル挑戦を狙うマット・セラとクリス・ライトルだけにどちらにとっても負けられない戦いです。因縁の再戦を制するファイターはマット・セラでしょうか?それともクリス・ライトルでしょうか?
試合は両者がスタンディングで殴り合う予想外の展開で始まります。「1ラウンドはセラもライトルも様子を見るかな?」と思っていたのですが、お互いにまるでパンチ以外の攻撃を忘れたように、壮絶な打撃戦を続けます。まさにボクシング状態です。
クリス・ライトルは元プロボクサーなので、打撃の打ち合いはのぞむところだと思うのですが、柔術黒帯のマット・セラにとっては、パンチの打ち合いが良い作戦かどうか難しいところです。打撃にも絶対の自信を持っているマット・セラとしては「真正面から打ち合っても勝てる」というところでしょうか。
2ラウンドに入ってもスタンディングで殴り合うマット・セラとクリス・ライトル。壮絶な打ち合いが続き、迎えた残り30秒。クリス・ライトルの強烈な右フックがマット・セラのテンプルを直撃し、マット・セラの体が金網まで吹っ飛びます。何とか2ラウンドをしのぎましたが、マット・セラはフラフラ状態でかなり苦しそうです。
3ラウンドもパンチの交換で相手を倒そうとするマット・セラとクリス・ライトル。お互いにパンチをクリーンヒットさせますが、信じられないタフネスと精神力で耐え抜き、試合終了のブザーが鳴り響きます。結果は3人のジャッジすべてが30-27でクリス・ライトルを支持。クリス・ライトルがマット・セラに判定勝ちを収め、リベンジに成功しました。
テクニックを超越した信じられない打ち合いでしたね。UFC116のブロック・レスナー対シェイン・カーウィンの王座統一戦と並ぶ壮絶な試合で、「これぞUFC!」という最高の試合だったと思います。勝ったクリス・ライトルはもちろん、負けたマット・セラにも大きな拍手を送りたいです!

