UFCウェルター級ノンタイトルマッチ
| アメリカ | ドゥエイン・ラドウィック MMA戦績:38戦27勝11敗 |
| イギリス | ニック・オシピチェック MMA戦績:8戦5勝3敗 |
日本のトップファイターと対戦経験もあるベテランのドゥエイン・ラドウィックが、UFC登竜門番組「ジ・アルティメット・ファイター」(通称TUF)シーズン9に出場したニック・オシピチェックが激突するUFCウェルター級ノンタイトルマッチです。ベテランと新鋭が激突する新旧対決ですね。
試合はお互いがスタンディングの打撃を繰り出すスリリングな展開で始まります。1ラウンド1分20秒、ドゥエイン・ラドウィックの右ハイキックがニック・オシピチェックのテンプルをとらえ、ニック・オシピチェックの体勢が崩れるなど、1ラウンド前半はドゥエイン・ラドウィックのペースで進んでいますね。
「オシピチェックはラドウィックの打っては離れる戦術にやられているなあ」と思っていると、1ラウンド3分すぎ、ニック・オシピチェックの左フックがドゥエイン・ラドウィックのアゴをとらえてドゥエイン・ラドウィックがダウンします。
一度は立ち上がったドゥエイン・ラドウィックですが、再びニック・オシピチェックが左フックをドゥエイン・ラドウィックのアゴに打ち込んでドゥエイン・ラドウィックがダウン!一気にペースを握りたいニック・オシピチェックはダウンしたドゥエイン・ラドウィックにパウンド、ヒジを連打してダメージを与えます。
ドゥエイン・ラドウィックはニック・オシピチェックのヒジ打ちでまぶたをカットしてしまったようです。1ラウンド前半はドゥエイン・ラドウィックのペースで進んでいましたが、左フックから一気にニック・オシピチェックがペースを奪い返しましたね。
2ラウンドはドゥエイン・ラドウィックが前へ出てパンチを打ち込み、ニック・オシピチェックがカウンターで応戦する展開が続きます。ニック・オシピチェックは1ラウンドのラッシュでスタミナを消耗したのか、スタミナを回復しながら戦っているようです。
3ラウンドに入ると、試合が進むにつれてニック・オシピチェックのスタミナが切れ、ドゥエイン・ラドウィックのパンチ、ヒザ蹴りが決まり始めます。ニック・オシピチェックは何とか耐えていますが、立っているだけで精一杯の状態です。
試合はこのままドゥエイン・ラドウィックのペースで進み、試合終了のブザーが鳴り響きます。結果は3人のジャッジのうち2人がドゥエイン・ラドウィック(29-28、29-28)、1人がニック・オシピチェック(30-28)を支持。ドゥエイン・ラドウィックがニック・オシピチェックを2-1の判定で下し、新旧対決に勝利しました。
ベテランのドゥエイン・ラドウィックが新鋭のニック・オシピチェックをスタミナで圧倒するという意外な試合でしたね。ニック・オシピチェックは2ラウンドの後半から全く攻撃に行くことができないほどスタミナを消耗しちゃいました。スタミナの必要性を改めて認識した試合でした。

