UFCライトヘビー級ノンタイトルマッチ
| アメリカ | クイントン・ランペイジ・ジャクソン MMA戦績:38戦30勝8敗 |
| ブラジル | リョート・マチダ MMA戦績:17戦16勝1敗 |
超攻撃的なファイトスタイルで人気のクイントン・ランペイジ・ジャクソンと独特の間合いで対戦相手を封じ込めるサウスポーのリョート・マチダが激突するUFCライトヘビー級ノンタイトルマッチです。元UFCチャンピオン対決を制して、ライトヘビー級の挑戦者候補として生き残るファイターはクイントン・ランペイジ・ジャクソンでしょうか?それともリョート・マチダでしょうか?注目のサバイバルマッチです。
試合は真正面から距離を詰めて打ち合いに行こうとするクイントン・ランペイジ・ジャクソンに対して、リョート・マチダがオクタゴンをサークリングしながら距離を取ってカウンターを狙う展開で始まります。予想通り、剛のクイントン・ランペイジ・ジャクソン、柔のリョート・マチダという図式でスタートしたようです。
1ラウンドはクイントン・ランペイジ・ジャクソンの左右のフック、右アッパーがリョート・マチダの顔面をとらえる場面やリョート・マチダのローキック、カウンターのヒザ蹴りがクイントン・ランペイジ・ジャクソンのボディーへ突き刺さる場面があり、一進一退の攻防が繰り広げられています。
2ラウンドも同じように、前へ出るクイントン・ランペイジ・ジャクソンに対して、リョート・マチダが後退しながら、クイントン・ランペイジ・ジャクソンの攻撃終わりを待って反撃する展開が続きます。クイントン・ランペイジ・ジャクソンは右アッパー、左右のフック、リョート・マチダはヒザ蹴り、キックを中心に攻撃を仕掛けていますね。どちらにもポイントを振り分けることができそうな接戦です。
3ラウンドに入ると、スタミナが切れてきたクイントン・ランペイジ・ジャクソンに対して、リョート・マチダが自分からプレッシャーをかける展開でスタートし、迎えた1分30秒、リョート・マチダが飛び込んでくるクイントン・ランペイジ・ジャクソンに合わせて強烈な左ストレートのカウンターを叩き込みます。
一瞬、体の動きが止まるクイントン・ランペイジ・ジャクソン。一気に畳みかけたいリョート・マチダはコンパクトな左右のフックを連打してクイントン・ランペイジ・ジャクソンを金網まで後退させると、首をつかんで得意の首相撲を2連打!
「リョートの強烈なラッシュ!ランペイジはガードを固めているけど、耐えられるかな?」と思っていると、何とクイントン・ランペイジ・ジャクソンが左右のフックで反撃!「ランペイジ、すげえ!」と思わず絶叫する管理人。この試合一番の攻防にテンション上がりまくりです。
反撃にあったリョート・マチダはクイントン・ランペイジ・ジャクソンに組み付いて追撃を防ぐと、足を引っ掛けてテイクダウンを奪います。そして、そのまま芋虫のように少しずつオクタゴンの中央に移動し、サイドポジションからマウントポジションに移行!パウンドとヒジをコツコツと叩き込み、一瞬のスキを突いて腕十字を狙います。
しかし、クイントン・ランペイジ・ジャクソンは持ち前の怪力で耐え、驚くべきことにリョート・マチダを持ちあげてパワーボムを狙います!クイントン・ランペイジ・ジャクソンの腕に絡みついていたリョート・マチダは、クイントン・ランペイジ・ジャクソンの攻撃を察知すると、自ら技をほどいて攻撃を回避。素晴らしい攻防が展開されています。
その後もリョート・マチダが足関節や三角締めを狙いますが、クイントン・ランペイジ・ジャクソンがギリギリのところで耐え抜き、試合終了のブザーが鳴り響きます。判定の結果は2人がクイントン・ランペイジ・ジャクソン(28-27、28-27)、1人がリョート・マチダ(28-27)を支持。クイントン・ランペイジ・ジャクソンが3ラウンドの激闘の末、リョート・マチダに判定勝ちを収め、元チャンピオン対決に勝利しました。
いやー、本当に素晴らしい試合でしたね!クイントン・ランペイジ・ジャクソンは1ラウンドからKOを狙いに行き、リョート・マチダは前半にクイントン・ランペイジ・ジャクソンのスタミナを奪って後半勝負という作戦だったと思います。5分3ラウンドの中に、いろいろな戦略が見え隠れする見ごたえたっぷりの試合でした。
結果は、前に出続けたクイントン・ランペイジ・ジャクソンのアグレッシブな姿勢がジャッジに評価される形になりましたが、クイントン・ランペイジ・ジャクソンもリョート・マチダもお互いの持ち味を存分に発揮し、お互いのプライドが最初から最後までぶつかり合う壮絶な死闘を見せてくれました。これぞ「UFCの醍醐味」ですね!2人のファイターに大きな拍手を送りたいです!

