UFCライト級ノンタイトルマッチ
| 日本 | 五味隆典 MMA戦績:39戦32勝6敗1無効試合 |
| アメリカ | クレイ・ギーダ MMA戦績:35戦27勝8敗 |
元PRIDEライト級チャンピオンの五味隆典選手がUFCナンバー大会に初登場!「火の玉ボーイ」のニックネームを持つ五味隆典選手は、UFC軽量級で絶大な人気を誇る超攻撃型ファイターのクレイ・ギーダを打ち破り、世界中のUFCファンに実力をアピールすることができるでしょうか?
試合は息の詰まるような主導権争いでスタートします。長髪を振り乱し、左右前後にステップを踏みながら飛び込んで打撃とタックルを狙うクレイ・ギーダに対して、サウスポーの五味隆典選手はオクタゴンの中央でドッシリと構えて右ジャブでけん制しながらカウンターを狙っているようです。
五味隆典選手もクレイ・ギーダも飛び込んで勝負に出たいと思うのですが、「飛び込んだファイターが逆にやられるんじゃないか?」という雰囲気が漂い、どちらも仕掛けることができません。オクタゴンはものすごい緊張感に包まれています。
1ラウンド終了間際には、五味隆典選手の左右のフックをダッキングでかわしたクレイ・ギーダが低い体勢からタックルを決めてテイクダウンを奪います。終了間際で時間がなく、追撃はできませんでしたが、クレイ・ギーダらしい攻撃的なファイトですね。
2ラウンドに入ると、クレイ・ギーダがこれまで以上に上半身を振り始め、五味隆典選手の懐へ入ろうとします。これだけクレイ・ギーダに上半身を振られると、五味隆典選手は的が絞れずリードジャブすら当たりません。攻撃のリズムを作ることができず、五味隆典選手は本当に戦いづらそうです。
「打撃がギーダの体のどこかに当たると、リズムが作りやすいんだけど。空振りはスタミナ面でも厳しいもんな。さあ、ここからが勝負だよ」と五味隆典選手の奮起を期待する管理人。五味隆典選手もサウスポーからオーソドックス(右構え)にスイッチして何とか突破口を見つけようと攻撃の目線を変えながら戦っています。
お互いがお互いの距離を守りながら戦う展開が続き、迎えた2ラウンド3分すぎ。五味隆典選手が一瞬のスキを突いて、強烈な左ヒザ蹴りをクレイ・ギーダの顔面に叩き込みます。「おおお!ナイス!」と思わず声を出して応援する管理人。
ところが、五味隆典選手の左ヒザ蹴りをもらったクレイ・ギーダがそのまま左足をキャッチし、五味隆典選手をオクタゴンに叩きつけてテイクダウンを奪います。「なんじゃ、そりゃ!今のヒザ蹴り、効いてないの?」と予想外の展開に驚きを隠せない管理人。
管理人があっけに取られている間に、上になったクレイ・ギーダが五味隆典選手にジワジワとプレッシャーをかけながらポジションを変え、最後は五味隆典選手の首をつかんだクレイ・ギーダがクルリと下になってギロチンチョークを狙います。
「あ、ヤバい!」と思った瞬間、五味隆典選手が無念のタップアウト。2ラウンド4分27秒、クレイ・ギーダがギロチンチョークで五味隆典選手に一本勝ちを収め、UFCライト級タイトル挑戦を強烈にアピールしました。
自分の戦いを貫いたクレイ・ギーダが「火の玉ボーイ」五味隆典選手をねじ伏せた試合でしたね。UFCライト級チャンピオンを目指してUFC復帰を果たした宇野薫選手が全く勝てないままリリースされ、五味隆典選手にかかる期待が大きかったと思うのですが、UFCの壁に再び日本人ファイターが跳ね返されてしまいました。
宇野薫選手のUFCリリース、秋山成勲選手の苦戦など2010年に引き続き、2011年も日本人ファイターにとってオクタゴンは脅威の舞台になりそうです。相手がクレイ・ギーダだったので、しょうがないと言えばしょうがないのですが、日本人ファイターが負けると、やっぱり悔しいですね。無念です!
五味隆典選手とクレイ・ギーダの試合結果
| 試合結果 | 2ラウンド4分27秒、クレイ・ギーダがギロチンチョークで五味隆典選手に一本勝ち。 |

