UFCライトヘビー級タイトルマッチ
| チャンピオン | ジョン・ジョーンズ(アメリカ) MMA戦績:15戦14勝1敗 |
| 挑戦者 | リョート・マチダ(ブラジル) MMA戦績:19戦17勝2敗 |
激戦のUFCライトヘビー級で圧倒的な強さを誇る若きチャンピオンのジョン・ジョーンズが元UFCライトヘビー級チャンピオンのリョート・マチダを迎えて2度目の防衛戦を行います。変幻自在を攻撃が特徴のジョン・ジョーンズと空手をベースに戦うリョート・マチダ。独自の戦術を持つファイター同士の楽しみな新旧対決ですね。
強烈な個性を放つジョン・ジョーンズはUFC128でマウリシオ・ショーグンに衝撃の3ラウンドTKO勝ちでUFCタイトルを奪取。UFC135で行われた初防衛戦はクイントン・ランペイジ・ジャクソンに4ラウンド一本勝ちを収め、試合を重ねるたびに強烈な存在感を放っています。
一方のリョート・マチダはUFC113でマウリシオ・ショーグンに1ラウンドKO負けで王座陥落。UFC123では激闘の末、クイントン・ランペイジ・ジャクソンに判定負けを喫しています。つまり、リョート・マチダがUFCで負けた2人のファイターに、ジョン・ジョーンズは快勝しているんです。
今や全階級最強の称号である「パウンド・フォー・パウンド」のひとりに数えられる24歳のジョン・ジョーンズ。若きUFCチャンピオンが2度目の防衛に成功するのでしょうか?それとも、33歳の日系ブラジル人、リョート・マチダが失ったUFCタイトルを取り戻すのでしょうか?新旧チャンピオン対決の幕が開けます。
試合は、スイッチを繰り返しながら打撃を上下に打ち分けるチャンピオンのジョン・ジョーンズに対して、空手スタイルを貫く挑戦者のリョート・マチダは半身に構えてサウスポースタイルからカウンターの左ストレートを狙う展開で始まります。
「お互いが交錯瞬間に終わりそうな雰囲気の試合だぞ。めちゃめちゃ緊張感があるよ」と息を飲む管理人。UFCで最も長いリーチを誇る懐の深いジョン・ジョーンズを相手に、リョート・マチダは遠い間合いから飛び込んで力強いカウンターを積極的に狙っています。
1ラウンド残り1分には、リョート・マチダの左ストレートがジョン・ジョーンズの顔面にクリーンヒットし、ジョン・ジョーンズが後退。すぐに体勢を立て直し、リョート・マチダの追撃を防ぎましたが、抜群のディフェンステクニックを誇るジョン・ジョーンズがクリーンヒットを奪われる珍しいシーンでしたね。
2ラウンドに入ると、ジョン・ジョーンズがさらにプレッシャーをかけ、距離を詰めます。一方のリョート・マチダも1ラウンドより近い距離で応戦。2ラウンド2分には、リョート・マチダがジョン・ジョーンズの右ローキックをキャッチして一気に畳みかけようとしますが、ジョン・ジョーンズがすぐにタックルを振りほどき、攻撃のチャンスを与えません。
すると、2ラウンド2分30秒、ジョン・ジョーンズが強烈な右ストレートのカウンターをリョート・マチダのアゴに叩き込みます。「あ、効いた!この試合初のクリーンヒットだよ」と思った瞬間、ジョン・ジョーンズがリョート・マチダに組み付いてテイクダウンを奪います。
ダウンを奪ったジョン・ジョーンズはリョート・マチダの顔面に得意のヒジ打ちを2連打!リョート・マチダの額がパックリと割れ、瞬く間に顔面が真っ赤に染まります。めっちゃ深いキズを負ったリョート・マチダはダメージにより、明らかに動きが鈍っています。
「少しずつジョーンズのペースになってきたよ。リョートは踏ん張れるかな?」と思っていると、2ラウンド残り1分、ジョン・ジョーンズがリョート・マチダの左ストレートに合わせて、左ストレートのカウンターをテンプルへ叩き込みます。
前のめりに崩れ落ちたリョート・マチダはすぐに立ち上がりましたが、ジョン・ジョーンズはヒザ蹴りを連打してリョート・マチダを金網に追い詰めます。そして、リョート・マチダの首をとらえ、スタンディング状態でギロチンチョークを狙います。
「うそっ!立ったままギロチンを狙ってるよ。あ、決まってるんじゃない?」と思っていると、リョート・マチダの状態を確認したレフェリーが試合をストップ。その瞬間、失神した状態でオクタゴンに崩れ落ちるリョート・マチダ。ジョン・ジョーンズがリョート・マチダに驚愕のスタンディング・ギロチンチョークで締め落とし、圧巻の2ラウンドTKO勝ちを収めました。
いやー、とんでもない決め技が出ましたね!ジョン・ジョーンズはどれだけの潜在能力を秘めているのでしょうか?立ったままギロチンチョークを決めることができるなんて、驚異のリーチを誇るジョン・ジョーンズじゃないと、できないですよね。
マウリシオ・ショーグン、クイントン・ランペイジ・ジャクソン、リョート・マチダの名立たる元UFCライトヘビー級チャンピオンを完全決着で連破したジョン・ジョーンズ。次期挑戦者のラシャド・エバンス、そしてダン・ヘンダーソンを撃破すれば、長期政権が見えてきそうです。
UFCライトヘビー級の最多連続防衛記録はティト・オーティズが誇る5回。チャンピオンがすぐに変わってしまうことで有名な最激戦区で、24歳の若きチャンピオンが強烈な存在感を放っています。「パウンド・フォー・パウンド」の頂点へ向けて歩み始めたジョン・ジョーンズから今後も目が離せませんね。強すぎるでしょ!
ジョン・ジョーンズvsリョート・マチダの試合結果
| 試合結果 | ジョン・ジョーンズがリョート・マチダに2ラウンド4分26秒、ギロチンチョークで衝撃の一本勝ち。UFCライトヘビー級タイトル2度目の防衛に成功しました。 |

