UFCミドル級チャンピオン、アンデウソン・シウバがネイサン・マーコートの挑戦を受けるUFCミドル級タイトルマッチです。アンデウソン・シウバにとっては初防衛戦ですね。手足が長く、しかもサウスポー!快進撃を続けるUFCミドル級チャンピオンのアンデウソン・シウバをネイサン・マーコートは止めることができるでしょうか?
試合序盤は、スタンディングで様子を見る比較的静かな立ち上がりでしたが、開始1分、アンデウソン・シウバが2段蹴りに行ったところを、ネイサン・マーコートがつまえてテイクダウンを奪います。以前は、それほど寝技が得意じゃなかったアンデウソン・シウバですが、最近は「柔術マジシャン」、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと一緒練習をしているそうで、グラウンドも上手いですね。
1ラウンド3分すぎには、上からパンチを落としてくるネイサン・マーコートに対して、かかとを使って下から攻撃!昔、プライドで桜庭和志選手がミルコ・クロコップにやられて、眼窩底(がんかてい)骨折をした攻撃に似ています。アンデウソン・シウバは長い足を上手く使っていますね。
その後はグラウンドでこう着状態が続き、1ラウンド残り1分30秒でレフェリーがスタンディングを支持。すると、ここからチャンピオンのアンデウソン・シウバが本領を発揮します。ネイサン・マーコートがタックルに来たところを、上手く引き込んで最後は上からパンチを連打し、レフェリーが試合をストップ。圧倒的な強さをみせつけ、アンデウソン・シウバが1ラウンド4分50秒、TKO勝ちで初防衛に成功しました。
アンデウソン・シウバはUFCのチャンピオンの中で、一番安定しているチャンピオンかもしれませんね。ネイサン・マーコートが「どうしていいかわからない」ような展開で、力の差をみせつけて快勝しました。スタンディング、グラウンドのどちらもこなせて、しかもリーチが長い!さらにスタミナもあります。アンデウソン・シウバの強さは、激戦区ミドル級でも、ひとつ抜けている感じです。
