引退を撤回して再びUFCヘビー級タイトルを奪取したランディ・クートゥアが、ミルコ・クロコップを衝撃のハイキックでKOしたガブリエル・ナパオン・ゴンザーガと激突するUFCヘビー級タイトルマッチです。「金網の鉄人」、44歳のチャンピオン、ランディ・クートゥアが、絶好調の挑戦者、ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガ相手にどんな作戦で挑むのか、興味津々ですね。
試合は序盤からチャンピオンのランディ・クートゥアのペースで進みます。試合開始直後、前へ出てくるガブリエル・ナパオン・ゴンザーガに対して、ランディ・クートゥアはカウンターの左ジャブ、左フックを叩き込むと、すさかずバックへ回り込み、ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガを金網に押し込みます。
ここからランディ・クートゥアが得意のクリンチワークを使って、ジワジワとガブリエル・ナパオン・ゴンザーガのスタミナを奪います。そして、ラウンド中盤には10キロ以上重いガブリエル・ナパオン・ゴンザーガを持ち上げてオクタゴンに叩き付けると、集まった観客は大盛り上がり!ランディ・クートゥアの経験とテクニックが、ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガのパワーと勢いを封じ込めています。
その後もランディ・クートゥアのペースで試合が進み、迎えた3ラウンド。ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガが勝負に出ます。開始直後、ミルコ・クロコップを一撃でオクタゴンに沈めた右ハイキックを出し、ランディ・クートゥアを威嚇すると、30秒すぎに再び強烈な右ハイキック!一瞬ランディ・クートゥアの動きが止まり、ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガがランディ・クートゥアに襲いかかります。
ところが、ランディ・クートゥアが抜群のクリンチワークでガブリエル・ナパオン・ゴンザーガの追撃を封じると、金網に押し付けてスタミナを奪い、1分すぎには、柔道の小外掛けでガブリエル・ナパオン・ゴンザーガからテイクダウンを奪うと、上からパンチや肘を連打!ハーフガードですが、ランディ・クートゥアはお構いなしに攻撃しています。
最後は1分30秒すぎに、ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガが防戦一方になったところで、レフェリーが試合をストップ。44歳の大ベテラン、ランディ・クートゥアが3ラウンド1分37秒、元柔術世界王者のガブリエル・ナパオン・ゴンザーガにTKO勝ちを収め、初防衛に成功しました。
ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガも1ラウンドに肘打ちをヒットさせるなど、「お、さすが」という場面を作ったのですが、ランディ・クートゥアのクリンチワークに、最後まで力を発揮することができなかったようです。ランディ・クートゥアはクリンチ際のパンチが本当に上手いですね。さすがは「金網の鉄人」です。
