芸術的な関節技を武器に連勝を重ねるタリス・レイチが、UFC初出場となるライアン・ジェンセンと激突するUFCミドル級ノンタイトルマッチです。管理人は寝技を得意とする柔術家の試合が大好きで、現役のUFCファイターでは特にタリス・レイチを応援しています。今回はどんな試合をみせてくれるか、楽しみですね。
試合はスタンディングの打撃戦で始まります。ローキックを中心に様子を見ているタリス・レイチに対して、ライアン・ジェンセンはパンチを連打して一気に主導権を狙う作戦のようです。ライアン・ジェンセンは総合格闘技12戦11勝1敗の戦績通り、アグレッシブな戦い方ですね。ちなみに、勝った試合はほとんどKO勝ちか一本勝ちを収めているそうです。
「レイチは落ち着いて戦っているなあ。ジェンセンも勢いがあって良い試合になりそうだよ」と好勝負の期待が高まります。すると、1ラウンド45秒、ライアン・ジェンセンがパンチを連打し、タリス・レイチを金網に押しつけてテイクダウンを奪います。
「あ、レイチ、危ないかも」と一瞬思ったのですが、ここからタリス・レイチが本領を発揮。ライアン・ジェンセンがギロチンチョークを狙いに来たところで、素早く体を回転させて脱出に成功します。そして、しつこくライアン・ジェンセンの後ろにくっつきながら、打撃や寝技を仕掛けてライアン・ジェンセンのスタミナを奪います。見事なファイトプランですね。
そして、迎えた3分30秒すぎ、タリス・レイチがライアン・ジェンセンの右腕を取り、アームロックを狙います。ライアン・ジェンセンは何とか体を回転させながら耐えようとしますが、タリス・レイチが一瞬のスキをついて、腕ひしぎに移行し、ライアン・ジェンセンがタップアウト!タリス・レイチが1ラウンド3分47秒、腕ひしぎ十字固めでライアン・ジェンセンに一本勝ちを収めました。
フィニッシュはタリス・レイチらしい流れるような関節技で、「美しい」腕ひしぎ十字固めでしたね。対戦相手のライアン・ジェンセンがアグレッシブなファイターで、タリス・レイチを攻め込む場面もあり、タリス・レイチの攻撃力だけでなく、ディフェンスの上手さも知ることができました。グラウンド勝負になると、圧倒的な強さをみせるタリス・レイチがどこまで連勝を重ねるのか、今後も楽しみです。

