UFCライトヘビー級チャンピオン、フォーレスト・グリフィンに、無敗のラシャド・エバンスが挑戦するUFCライトヘビー級タイトルマッチ。フォーレスト・グリフィン、ラシャド・エバンスのどちらも、アメリカの人気番組、「The Ultimate Fighter」(通称、「TUF(タフ)」)出身で、フォーレスト・グリフィンはTUFシーズン1のライトヘビー級トーナメント、ラシャド・エバンスはTUFシーズン2のヘビー級トーナメント優勝者です。人気ファイター同士が激突する注目のタイトルマッチですね。
試合は序盤からフォーレスト・グリフィン、ラシャド・エバンスともに積極的に打撃を打ち込むスリリングなスタンディング勝負。チャンピオンのフォーレスト・グリフィンが左ジャブから右ストレートのパンチを得意とするファイターなのに対して、挑戦者のラシャド・エバンスは左右のフックを得意とするファイターです。どちらも手数が多く、「一発で決まりそうな雰囲気」が漂っています。
「フォーレスト・グリフィンのリーチが長いなあ。スピードがあるラシャド・エバンスでも懐に飛び込むのは、苦労するかな?」というのが第1ラウンドを観た率直な感想です。2ラウンドに入ると、チャンピオンのフォーレスト・グリフィンがこれまで以上にプレッシャーを強め、パンチだけでなく、ローキックも出しながら試合の主導権を握ろうとします。
「あ、いい作戦!もらい続けると、ラシャド・エバンスは苦しくなるんじゃない?」と思っていると、2ラウンド4分、ラシャド・エバンスの右ストレートがフォーレスト・グリフィンの顔面を打ち抜きます。ところが、クリーンヒットをもらったフォーレスト・グリフィンが左右のパンチですぐに反撃!ラシャド・エバンスに追撃のチャンスを与えません。フォーレスト・グリフィン、打たれ強いですね。
3ラウンドに入っても、フォーレスト・グリフィンがラシャド・エバンスにプレッシャーをかけ、開始30秒、強烈な右のミドルキックを打ち込みます。しかし、ラシャド・エバンスがフォーレスト・グリフィンのキックをキャッチし、そのままテイクダウン!そして、強烈なパウンドを十数発打ち下ろします。
「フォーレスト・グリフィン、危ない!」と思わず叫んでしまう管理人。フォーレスト・グリフィンが何とか体を密着させてクリーンヒットを逃れますが、相当なダメージです。ここから、この試合初のグラウンドの展開となり、ラシャド・エバンスが上からフォーレスト・グリフィンをコントロール。
そして、2分30秒すぎ、一瞬のスキをついたラシャド・エバンスが強烈なパウンドをフォーレスト・グリフィンのアゴに打ち込みます。さらに、右のパウンドを4連打、左のパウンドを7連打し、フォーレスト・グリフィンの意識が飛んだところで、レフェリーが試合をストップ!ラシャド・エバンスが3ラウンド2分46秒、フォーレスト・グリフィンにTKO勝ちを収め、無敗のままUFCライトヘビー級タイトルを獲得しました。
ものすごい死闘でしたね。最後はラシャド・エバンスがフォーレスト・グリフィンをオクタゴンに沈めましたが、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。勝ったラシャド・エバンスはもちろん、フォーレスト・グリフィンにも大きな拍手を送りたいです。人気ファイター同士の熱戦だったので、もしかすると再戦があるかもしれませんね。そうなると嬉しいなあ。

