元UFCミドル級王者のリッチ・フランクリンが元PRIDE2階級制覇王者のダン・ヘンダーソンと激突するUFCライトヘビー級ノンタイトルマッチです。人気ファイター同士の楽しみな戦いですね。ライトヘビー級へ転向し、2階級制覇を狙うリッチ・フランクリンは、ダン・ヘンダーソン相手に存在感をアピールできるでしょうか?
試合は両者がスタンディングで様子を見る展開でスタート。リッチ・フランクリンがサウスポーなので、いつもなら一気に攻め込むダン・ヘンダーソンが少し動きを観察しているようです。試合が動いたのは、1ラウンド40秒。左ストレートを狙ったリッチ・フランクリンに対して、ダン・ヘンダーソンが右ストレートを合わせ、そのまま組みついてテイクダウンを奪います。
そして、ダン・ヘンダーソンがリッチ・フランクリンを金網に押し付けながらパンチを連打!これは強烈です。リッチ・フランクリンが何とか耐えていますが、グラウンドになると、レスリングでオリンピック出場経験を持つダン・ヘンダーソンのほうが一枚上手でしょうか?組みついて相手の動きを止めると、ダン・ヘンダーソンは本当に強いですね。
2ラウンドに入ると、リッチ・フランクリンが1ラウンドより離れて戦うようになります。組みついて戦うと、ダン・ヘンダーソンに分があると感じたのでしょうか?上下に攻撃を散らしながら離れて戦うほうが、リッチ・フランクリンにとっては得策のようですが、ラウンド中盤、ダン・ヘンダーソンにつかまり、再びテイクダウンを奪われる苦しい展開。ダン・ヘンダーソンは上から相手を動きを止めて、パンチや肘を打ち込む攻撃が上手いですね。
3ラウンドは開始からリッチ・フランクリンが攻撃に出たのですが、再びダン・ヘンダーソンにテイクダウンを奪われ、グラウンド勝負になります。「リッチ・フランクリン、苦しいかな?」と思っていると、2分すぎ、一瞬のスキをついて、リッチ・フランクリンが脱出。その後、スタンディングで勝負を挑みますが、決定打を打ち込むことはできず、勝敗は3人のジャッジに委ねられます。
結果は2人のジャッジが29-28、29-28でダン・ヘンダーソン、1人のジャッジが30-27でリッチ・フランクリンを支持し、ダン・ヘンダーソンが2-1の判定でリッチ・フランクリンに勝利しました。リッチ・フランクリンとしてはスタンディングで勝負したかったと思うのですが、ダン・ヘンダーソンが上手くリッチ・フランクリンの長所を消した試合でしたね。見ごたえのある試合でした。

