ヘビー級時代にフランク・ミアに勝利した経験を持つブランドン・ベラと、柔術の黒帯を持つマイケル・パットが激突するライトヘビー級ノンタイトル戦です。「キックの帝王」と呼ばれたロブ・カーマンの弟子、ブランドン・ベラの重いキックに注目ですね。
試合は序盤からブランドン・ベラがプレッシャーをかけながらキックを繰り出す予想通りの展開。ブランドン・ベラは右でも左でもキックを出せて、しかも臨機応変にスイッチすることができるんですよね。ブランドン・ベラは、ヘビー級からライトヘビー級に階級を下げて、スピードが増している感じです。
「ブランドン・ベラのローキックがいいなあ。マイケル・パットはスピード負けしているんで、このまま進むとジリ貧になっちゃうよ」と思っていると、1ラウンド中盤、ブランドン・ベラの強烈な左ローキックが、マイケル・パットの右膝を襲います。たまらず、ダウンするマイケル・パット。すぐに起き上がりましたが、ダメージは深そうですね。
2ラウンドに入ると、試合は完全なブランドン・ベラのペースになります。ブランドン・ベラはジャブを顔面に打ちながらマイケル・パットの様子を見て、強烈なローキックを立て続けに打ち込みます。「上を見せておいて、下で決める」キックボクサーらしい作戦ですね。
2ラウンド1分すぎには、右ローキックの連打で、マイケル・パットが倒れこみます。「あ、もう無理だ」と思ったのですが、レフェリーは試合続行を指示。ブランドン・ベラはマイケル・パットに対して「立ち上がって来い」というジェスチャーをみせ、立ち上がったところへ再び強烈な右ローキック!
マイケル・パットが再び倒れこんだところで、レフェリーが試合をストップし、ブランドン・ベラが2ラウンドTKO勝ちを収めました。ブランドン・ベラ、めちゃめちゃ強かったですね。本当にキックボクサーらしい戦い方で、「マイケル・パットの膝が壊れちゃったんじゃない?」と心配するほどの破壊力でしたね。ライトヘビー級へ転向し、キレが増したブランドン・ベラの今後に注目です。

