関節技を得意とするブロック・ラーソンが、ランディ・クートゥアの弟子、マイク・パイルと対決するUFCウェルター級ノンタイトルマッチです。ブロック・ラーソン、マイク・パイルのどちらも寝技を得意とするファイターで、UFCでは珍しいグラウンドの攻防が期待できそうですね。
試合序盤はお互いに相手のタックルを警戒してか、スタンディングで様子をうかがう展開が続きますが、1ラウンド1分、ブロック・ラーソンがパンチを連打しながらマイク・パイルを金網に追い詰めて、そのままタックル!この試合初のテイクダウンを奪います。
見事なテイクダウンを奪い、一気に勝負をかけたいブロック・ラーソンですが、マイク・パイルが下から足関節技を狙っているので、慎重に攻めているようです。ラウンド中盤になると、上から関節技を狙っていたブロック・ラーソンがパウンドを落とす作戦に変更。ブロック・ラーソンのパンチが強烈なのか、マイク・パイルは結構嫌がっていますね。
「ラーソンがこのままパンチをコツコツ打ち落とせば、パイルは相当苦しくなりそうだよ」と思っていると、3分すぎ、ブロック・ラーソンがパンチの連打から肩固めを狙いに行きます。ブロック・ラーソンの足に自分の足を絡ませて必死に抵抗するマイク・パイルですが、最後はブロック・ラーソンが足を抜き、サイドにポジションを移行したところで、肩固めが完璧に決まり、勝負あり。
1ラウンド3分6秒、ブロック・ラーソンがマイク・パイルからタップアウトを奪い、1本勝ちを収めました。UFCでは珍しいサブミッション対決で、グラウンド好きの総合格闘技ファンにとっては、かなり見ごたえのある試合だったと思います。最後の肩固めに移行するために、パンチを連打した駆け引きなどは、総合格闘技の醍醐味たっぷりで、ブロック・ラーソンのファイトプランに感動しました。

