総合格闘技30戦以上の実績を持つチェール・サネンが、ミドル級トップ戦線浮上を狙うダン・ミラーと激突するUFCミドル級ノンタイトルマッチです。当初は岡見勇信選手がダン・ミラーと戦うはずだったのですが、岡見勇信選手がケガをしてしまったので、急遽、ダン・ミラーの対戦相手がチェール・サネンに変更されました。
試合序盤はお互いがパンチとキックを出しながら様子を見る展開で始まります。「お、打撃戦になるかな?」と思っていると、開始15秒、チェール・サネンがタックルでダン・ミラーを金網に押しつけ、テイクダウンを奪います。ところが、ダン・ミラーがチェール・サネンの首をつかみ、そのままギロチンチョークへ移行。ダン・ミラーは上手くかわして反撃に移りましたね。
「あ、サネン、めちゃめちゃ苦しそう」と思わず声を出してしまう管理人。ただ、ダン・ミラーのポジションが金網に近いため、自由に動けず、技が外れてしまいます。すると、今度はチェール・サネンが反撃開始。ダン・ミラーの上になったチェール・サネンはパンチと肘を連打し、ダン・ミラーにダメージを与えます。クリーンヒットこそありませんが、序盤スタミナを使ってしまったダン・ミラーは苦しそうですね。
2ラウンドも1ラウンド同じようにスタンディングの打撃で始まり、30秒すぎ、チェール・サネンがダン・ミラーを金網に押し付けて持ち上げます。すると、持ち上げられたダン・ミラーがチェール・サネンの首につかまり、そのまま引き込んでギロチンチョーク!1ラウンドと違って、今度はオクタゴン中央で、期待が高まります。
ところが、1ラウンドでかなりのスタミナを消耗した影響か、ダン・ミラーはチェール・サネンを締め上げるだけのパワー、スタミナが残っていないようで、1ラウンドと同じように、チェール・サネンが技を外し、上からパンチと肘を連打して反撃開始。1ラウンドと同じような展開で試合が進んでいます。
3ラウンドに入ると、開始直後、チェール・サネンがダン・ミラーを金網に押し付け、持ち上げてからオクタゴンに叩きつけます。その後は、下で必死にガードするダン・ミラーに対して、チェール・サネンが上からパンチや肘を打ち落として勝負を決めようとしますが、決定打を奪うことはできず、勝負の行方は3人のジャッジの判定に委ねられます。
結果は3人のジャッジすべてが30-27のフルマークでチェール・サネンを支持。岡見勇信選手のケガで急遽出場となったチェール・サネンがダン・ミラーに判定勝ちを収めました。チェール・サネンは突然の出場で、スタミナに不安を抱えていたと思うのですが、さすがはベテラン。金網を上手く使い、常に良いポジションを取っていましたね。ベテランの経験がダン・ミラーの勢いを止めた試合でした。

