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リッチ・フランクリン対ヴァンダレイ・シウバ

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元UFCミドル級チャンピオンのリッチ・フランクリンと元プライド絶対王者のヴァンダレイ・シウバが激突するUFCライトヘビー級ノンタイトルマッチです。リッチ・フランクリンはミドル級からライトヘビー級へ転向を表明し、ヴァンダレイ・シウバはライトヘビー級からミドル級への転向を表明しています。その両者が195ポンドの契約ウエイト(ライトヘビー級のリミットは205ポンド)で対戦することになりました。

試合はお互いがスタンディングで様子をうかがう静かな立ち上がり。リッチ・フランクリンはサウスポースタイル、ヴァンダレイ・シウバはオーソドックススタイルで、お互いに攻めにくそうですね。試合が動いたのは2分40秒すぎ。リッチ・フランクリンの左ミドルキックをヴァンダレイ・シウバがキャッチし、そのままテイクダウンを奪います。

上になったヴァンダレイ・シウバはパウンドを振り落としますが、リッチ・フランクリンがきっちりとガードします。そして、4分すぎ、リッチ・フランクリンは金網を使って立ち上がり、ヴァンダレイ・シウバが引き込んでギロチンチョークを狙ったところで、上手く首を外して上になり、パンチや肘を連打!体や金網の使い方の上手さはさすがリッチ・フランクリンです。

2ラウンドもお互いがスタンディングの打撃を狙う展開で始まります。1ラウンドよりお互いに力を込めて打撃を出しています。普段は結構アグレッシブに攻めるヴァンダレイ・シウバですが、リッチ・フランクリンがサウスポーで戦いにくいのか、衝撃のKO負けを喫した前回のクイントン・ランペイジ・ジャクソン戦の嫌なイメージがあるのか、この試合は手数が少ないですね。

リッチ・フランクリンもヴァンダレイ・シウバも打撃を得意とするファイターですが、フック系の思い切り振り回すヴァンダレイ・シウバに対して、リッチ・フランクリンはストレート系の的中率の高いパンチで応戦します。2人のスタイルの違いが出て、おもしろいですね。

すると、ラウンド中盤、ヴァンダレイ・シウバがこれまでほとんど打たなかった左ジャブから右ストレートをリッチ・フランクリンの顔面にヒットさせ、リッチ・フランクリンの動きが一瞬止まります。さらに畳みかけるヴァンダレイ・シウバはパンチを出しながら後退するリッチ・フランクリンを追いかけてパンチや蹴りを連打!クリーンヒットこそありませんが、リッチ・フランクリンが少しふらついていますね。

「これはリッチ危ないかな?」と思っていると、ラウンド終了間際、リッチ・フランクリンが起死回生の左ハイキック!ヴァンダレイ・シウバは右手でガードをしますが、そのガードを打ち破るほどの破壊力で、ヴァンダレイ・シウバの動きが止まります。お互いに一度ずつ強烈な攻撃でダメージを与えましたが、「リッチよりヴァンダレイのほうがダメージ深いんじゃない?」というのが管理人の印象です。

最終ラウンドは、お互いがダメージを考えて、少し距離を置いたスタンディングでスタートします。リッチ・フランクリンは少しずつダメージが抜けてきているようですが、ヴァンダレイ・シウバは少しフラフラしていますね。パンチを打つときも体重が後ろに残ったままで、2ラウンドのダメージをまだ抱えているようです。

その後、お互いに打撃を出すものの、決定打を打ち込むことはできず、このまま試合終了。結果は、リッチ・フランクリンが3-0の判定でヴァンダレイ・シウバに勝利しました。お互いにダメージを抱える中、持ち味を発揮した素晴らしい試合だったと思います。UFC復帰後の戦績が1勝3敗となってしまったヴァンダレイ・シウバ。ダメージの蓄積が気になるところです。

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